犬について考える

闇の業者「引取り屋」

情報掲載日:2017年5月20日

皆さん、ペットショップの裏側に存在する悪徳業者「引取り屋」をご存知ですか?

「引取り屋」とは、ペットショップで売れ残った動物たちを一頭あたり数千円から数万円程度を受け取り引き取る、いわば「産廃業者」のようなものです。

引取り屋のもとに渡り、動物達が待ち受けているのは過酷な現実です。

転売されるケース、繁殖動物にされるケース、産業廃棄物の不法投棄のように生きたまま野山に捨てられるケース、狭くて劣悪なケージに放り込まれて飼い殺しにされるケースなどがあります。

なぜ、そんな悪徳業者の「引き取り屋」が成り立っているのか?

それは、2013年9月に「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正されたことが要因の一つとしてあげられます。

改正前までは、ペットショップで売れ残った動物たちを保健所や動物愛護センターに持ち込むことが処分方法の主流でしたが、改正されたことにより、各自治体はペットショップなどの動物取扱業者からの動物の引き取りや殺処分依頼を拒否することができるようになりました。

しかしペットショップからしてみれば、不要となった動物の処分方法の一つを失うに過ぎなかったのです。

殺処分を減らすことを目的として改正された「動物の愛護及び管理に関する法律」。改正により殺処分は減ったものの、ペットショップでの大量生産大量消費は変わることなく、売れ残る動物が増える一方。

その結果、売れ残った動物を有料で引き取る「引取り屋」の需要が増したのです。

ペットショップの裏側では、「売れ残ったら処分」という考えのもと動物の命が扱われ、多くの命が奪われているのが現実なのです。

この負のスパイラルを変える為に、私たち消費者ができることは「ペットショップから動物を飼わない」ということです。ペットショップから飼う人が減れば、大量生産されて売れ残った動物が引き取り屋の手に渡ることを防げます。動物を飼う際は、動物保護施設やブリーダーの元に直接足を運び飼うようにしましょう。

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