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犬と人のコミュニケーションの違いと誤解

犬のコミュニケーションのレパートリーは、数え切れないほどの、きめ細やかな要素で成り立っています。 体や尻尾の動き、襟足の毛を立てること、耳の動き、視線、吠え、その他多くのことがそこにはあります。しかしいつも犬は私たちに何を言いたいのでしょう。気になりますよね。 犬が送るシグナルは、他の犬が、特にこれといった解釈をしなくても、明白に理解できなくてはいけません。 それは、コミュニケーションを成功させるための一番の秘訣。理論は簡単に聞こえますが、実践は難しい。特に人間と犬の間には、いくつかの難しい点があります。というのは犬の場合、コミュニケーションの大部分はジェスチャーを通じて行われるから・・・ それに対して人は、主に言葉を使ってコミュニケーションを行いますから、相互理解に難しい点があるのは初めからわかっていることです。 根本的な間違いは次のような点にあります。それは、私たち人間は、犬の振る舞いを、人間の視点から解釈してしまうということが多いということ。でも犬は、犬の「言葉」で話しているのであって、私たち人間がその振る舞いから導き出すこととはまったく別のことを考えていることがよくあります。 それについては古くからよく知られている例があります。 ある飼い主が家に戻ってみると犬がその飼い主に彼の流儀で挨拶をします。尻尾を団扇のように振り回し、あるいは口の周りをなめるとか。それは、犬の方からすれば、既存の社会的な結びつきを確認、確定しているのです。でも犬たちが犬本来のやり方で飼い主に挨拶するとなると、彼らは例えば口の周りに近づこうとし、その結果人間に跳びかかることもあります。 そうなると人間は、自分の犬は粗野でしつけられていないと考え、犬を突き放し、あるいは犬をしかりつけるでしょう。犬の方では、え、どうして?とその飼い主の反応を理解できません。 犬は、飼い主に、まさに犬のコミュニケーションに従って挨拶したのですが、飼い主はこれを拒否! ・・・そうするとこういう結果になるかもしれません。 犬はその振る舞いをもっと激しく行い、飼い主はさらに強い拒否反応を示す。まとめると、犬と人間は、自分の行動様式に沿って反応したのですが、その結果、誤解が解けずに状況は両方のコミュニケーションパートナーにとって不満の残るもので終わってしまいました・・。 私の犬は私の言葉を理解しているか? 「私の犬は私に何を言いたいの?」。この質問の答えが知りたい人は、まずどうやれば犬とうまくコミュニケーションできるのか、という問題を考えてみるべきでしょう。犬の中には人間の言葉を正しく解釈する名人(名犬?)もたくさんいるのは事実。でも人は、犬が我々の言葉を1:1で理解できるわけではないということを忘れるべきではありません。それは、私たち人間が、何も習わなければ「犬語」を理解できないのと同じです。 コミュニケーションの方法は、非常に複雑です。自分の犬をよく観察すると、ジェスチャーによるシグナルは多種多様で、犬の場合、そのコミュニケーションも多種多様であるということがわかります。 でもメッセージを解読する努力を惜しまなければ、人間と犬の間の誤解はほとんどおきません。 明日は具体的に犬がどのようにコミュニケーションをしているかを見ていきましょう☆ 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

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