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コミュニケーションは、すべての犬で同じか?

次の一覧表は、成犬によく見られるジェスチャーによるシグナルをリストアップしたものです。 人間世界に置き換えたときの意味を説明しています。 でもこのリストは完全ではない、ということを予めお断りしておきます。それは、犬のコミュニケーションは多種多様で、また犬種ごとに違っている場合もあるからです。 視線 ・相手にじっと視線を当てて動かさない:自分の優位を示すための威嚇 ・相手を見ない:受動的な服従 ・落ち着いている:安心、リラックス ・落ち着きがない:不安、警戒 くび ・上に伸ばしている:安心、威圧 ・斜め下を向けている:服従 頭 ・持ち上げる:注意深くなっている、自信がある ・前に向けて伸ばしている:攻撃的な威嚇 ・できるだけ深くし、視線を上に向けている:遊んで欲しい ボディー ・リラックス、力が入っていない:安心、調和が取れている ・押し下げ、下に向けている:不安 ・仰向けになっている:自分の方から服従しようとしている ・自分を大きく見せようとしている:威圧、攻撃 脚 ・前脚を下げている:服従 ・前脚を伸ばし、まっすぐにしている:威圧、関心がある ・後脚を折り曲げている:リラックス、毅然としている ・後脚をすっかり曲げてしまっている:不安、耐えている 口 ・口を結んで歯を見せない:リラックス、自信がある ・上に持ち上げて歯を見せている:攻撃的な威嚇 ・後ろに引いている:不安、警告を発している 背中 ・毛をねかせている:リラックス、調和が取れている ・毛を逆立たせている:威圧、威嚇 マズル ・平ら:リラックス、調和が取れている ・しわを寄せている:威嚇 耳 ・立てている/ぶら下がっている(犬種による)、開いている:リラックス、調和が取れている ・様々な方向に動いている:極めて注意深くなっている ・下に向けて、ぴったりと密着させている:攻撃的な威嚇 ・前に向けて開かれている:注意深くなっている、期待している 尻尾 ・上に向けて見せている:喜んでいる、注意深くなっている ・下に向けて見せている:落ち着いている、安心 ・後足の間に挟みこんでいる:不安、服従 ・振っている、もしくはくるくると回している、上に向けて見せている:期待でいっぱい、興奮している ・上に向けて見せている、硬直させている:威圧、緊張 ・上に向けて見せている、ぴくぴくさせている、あるいは硬直させている:攻撃準備 その他 ・足の先や鼻でつついてくる:何かを要求している ・舌で空気をなめるような動作をする:コンタクトを求めている ・鼻先でのコンタクト:コンタクトを求めている などなど、でも予めお断りしたように全ての犬種に当てはまるとは限りません。 というのも、すべての犬はオオカミを祖先としていると仮定すると、同じジェスチャーによるコミュニケーションを行うと考えられていますが、本当はそうではありません。それはそうですよね。だって毛が短い種類の犬にとって、その毛を逆立てるのは、毛の長い種類の犬に比べて難しいですから。 尻尾の向きも種によって違いますし… 尻尾は、種によって、もともと多かれ少なかれ下を向いていたり、上を向いていたりすることもあります。他の例もあります。種によっては、唇が長く垂れ下がっていて、歯全体を見せることのできない犬もいます。このことからわかるように、ジェスチャーについて種特有の知識も重要になります。 人間界でも、アメリカ人と日本のジェスチャーは全く違いますし、スペイン人とアフリカ人もまたしかり。 どんなことがらでも複雑で一辺倒には語れないのは犬の世界でも人の世界でも同じということは共通しているようです。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

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