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ミニチュア・ダックスを冬に外飼いしている人…

今日から数日間、本格的に寒くなるようです。

実は近所に、ダックスを外飼いしている人がいます。ダックスのような小型犬を外飼いするなんて私の常識からすると、信じられません。(ちなみにトイプーの外飼いも近所にいます(汗))

そもそも、小型犬を真冬に外で飼って健康的に問題ないのでしょうか?



科学的に見てみましょう。

『ベルクマンの法則』
 ベルクマンの法則はカール・ベルクマン(Carl Bergmann)が1847年に発表したもの。「恒温動物においては,同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく,近縁な種間では、大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものです。これは体温維持に関わって体重と体表面積の関係から生じるものです。

つまり、体格が大きい動物ほど寒さに強く逆に体が大きいほど熱には弱いということです。

確かに砂漠にネズミのような小動物を見かけますが北極に小動物の姿はありません。

もうひとつポイントがあります。遺伝子です。

一般的な犬種の耐寒性、耐暑性は『大きい・小さい』ではなく、その犬の遺伝的背景が大きく影響します。つまり、もともと寒い地方あるいは暑い地方で生まれた犬種であればそれぞれに対応できる資質を持っているということです。

ダックスの歴史を調べてみるとドイツ出身とされています(確かに寒い地方です・・・)。スタンダード・ダックス程のサイズであれば外飼いもされていたことでしょう。しかし、ミニチュア・ダックスが誕生してから歴史がまだ浅いうえ、そのサイズからドイツでも外飼いをしている人を見かけたことは一度もありません。



結論。ミニチュア・ダックスのサイズから見ても外で飼うには小さすぎて、被毛があったとしても体温を維持し健康的に生活するには適さず、また遺伝子的に見ても寒冷地で犬橇を引いている過去もないため、寒さに弱く室内で飼うのが小型犬にとってもっとも良い環境であると言えます。

そんなこと、科学的に言われなくても常識に照らせばわかると思いますが、人を説得するのには感情論だけでは納得させられないことが多いので、上記のような理由を示してあげればご近所の非常識な飼い主さんも納得するかもしれません。

愛犬のサイズとルーツを考慮した上で最適な環境を作ってあげましょう☆

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