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ほかの犬と遊べないワンちゃんたち

「うちのワンちゃん、ほかの犬と遊べないんですが遊べるようになりますか?」

頻繁に相談されるテーマです。

もし、人の子供がほかの子供と全く交流を図ろうとしなければ親はとても心配することでしょう。

「うちの子、大丈夫かしら?」

犬は人間に依存して生きていくので、ほかの犬と仲良くできなくても生きてはいけます。一方、人の場合には自分でお金を稼がないと生きていけません。人は生きていくためにある程度の他人とのコミュニケーション・スキルが必要です。

では、犬はほかの犬と交流できなくても良いのか?

そうではありません。

犬の生理学的な観点からいえば、生後30日?60日くらいの間に親兄弟から「犬同士のコミュニケーションの基礎をどれだけ学んだか」によってほかのワンちゃんとの付き合い方の
ベースを学びます。さらに生後3カ月前後の社会化期に親兄弟だけでなく見知らぬワンちゃんとどれだけ交流したかでその後の犬生が決まります。

ペットショップで売られているワンちゃんの大半は早い時期に親兄弟から引き離され、一番大切な時期をショーケースの中で人の好奇の目にさらされるか、マンションの中でボーと過ごしてお終い・・・というのが日本の現状です。

人の子で同じ環境を想像してみてください。子供の大切な時期を、ガラスケースに入れておくか、マンションの部屋に閉じ込めておく・・・健全に育つはずありませんよね。




ほかの犬と遊べないということは、愛犬が「恐怖心」を抱かなくてはならない、もしくはどう対応したらよいのかわからなくて「不安」な精神状態になっているということ。

そして恐怖心や不安は、心を閉ざしてしまう大きな原因になってしまいます。頭も間違いなく悪くなります。これでは言うまでもなく、可愛そうな犬生を送ることになります。

大事な時期を逃してしまった後にほかの犬と仲良くさせるためには、逆説的なりますが飼い主さんが、自分の愛犬がすべてのワンちゃんと仲良くしてほしいと願わないことです。

好みもありますしね。

100頭いるワンちゃんの中で、1頭だけでも仲良くできる子がいたらO.K!この姿勢が大切です。この100頭の中の1頭に出会うため、自分の愛犬よりも若犬や、シャイなワンちゃんなどに会わせる機会をできるだけ作ってあげることです。そもそも、ほかの犬が恐いように育てたのは人間の責任ですから。

確かに、ほかのワンちゃんと交流できなくても生きていくことはできます。ただ、幸せな犬生か…?を自問自答すればおのずと取るべき行動が見えてくるはず。

今週もグッドスタートを☆

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