犬の飼い方・しつけ方

2.食性編

情報掲載日:2009年4月23日
「味」で食を選ぶのは人間だけです。

動物は味覚の好みによって「食」を選ぶことはありません。あくまでも、生命維持を最優先した栄養価の高いものを選択します。犬の味覚は人間の6分の1ほどしか、発達していません。試しに、安価なドッグフードと高価なオーガニック系のドッグフード、そして生肉を別々のお皿に乗せて、愛犬がどの皿から食べるかを観察してみてください。真っ先に脳が刺激される生肉に向かっていくでしょう。人間は思考で感じる味が変わる生き物です。神戸牛でさえも、「先ほどトイレの床で落とした肉です」と言われてしまえば食べる気が失せてしまうでしょう。犬にはそういった観念はありません。大切なのは人間の視点から見た味にこだわるのではなく、動物の食性に合わせたものを与えるということです。




食べ過ぎるのは人間と不自然な飼い方をされている動物だけです。


犬には満腹感というものが人間よりも鈍く出来ています。というのも人間は見た目の量でお腹がいっぱいになるのに大して、犬は脳からの信号でお腹がいっぱいか否かを判断します。愛犬がいつまでも、いつまでも食事をほしがる食いしん坊という飼い主は多いでしょう。しかし、不思議なことに野生の世界で生きている動物には肥満と言うものが存在しません。肥満になるほど食べないし、肥満になれば他の野生動物に食べられてしまうからです。野生の動物が太らないのは自然の摂理に従った食事をしているからで、ドッグフードや一日決まった時間に食事を与えられている場合には通用しないのです。犬も動物なので、獲物が毎日取れるとは限りません。何日も獲物にありつけない場合もあります。人間で言うと絶食に当たるのですが、この絶食によって健康的なバランスをとっているのです。愛犬に絶食をさせることなど、かわいそうで絶対無理と言う人は多いでしょう。気持ちはわかりますが、メタボ犬にするよりはかわいそうなことではありません。ちなみにイギリスやドイツでは一日一食という食事の与え方が普通です。成犬の場合、一日一食がもっとも望ましい与え方です。一日二食になると食事を消化する前に次の食物が胃に溜まるため、消化器官が休めなくなり疲労してしまいます。一日一食にして消化器官を休ませることによって代謝が活性化し強い免疫力をもつ犬になります。なるべく自然な形を壊さないで犬の食性に合わせた与え方をするのが一番大切です。人間の目からみて「かわいそうだから」「食事が好きだから」

という目で野生の動物を見ることは大きな間違いを生むだけなのでやめましょう。





例えばもし、あなたが犬のほかに猿をペットとして飼育していたとしましょう。

ペットショップに行っても猿の餌やフード、トリーツ、おやつは売っていません。あなたはどうしますか?果物やお肉をあげたりしますよね。

犬も猿と何一つ違わない動物です。

同じ動物なのに、猿には自然食を、犬にはドライフードを与える理由はドッグフードが売っているからにすぎないのです。

ドッグフード会社は、ドッグフードを与えていれば犬は健康に育つという常識を作り出すことに成功してしまいました。でもそれはマーケティングが優れていたということであって商品がよいということとは全く違います。私たちはドッグフード=栄養バランスという洗脳に犯されてしまったのです。その方が簡単で楽ですしね。

つづく・・・

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