犬について考える

犬の感じる味覚とは

情報掲載日:2018年10月7日

食欲の秋がやってまいりました

美味しい食べ物が増えるこの時期、食卓を囲んでいると

美味しい匂いに誘われて愛犬がどこからともなく現れ、

熱い視線を送ってくる…なーんてことも

 

犬のトレーニング,しつけ,飼い方:

 

さて、皆さんはわんちゃんの味覚について考えたことはあるでしょうか。

こんなに食卓に並ぶご飯を恨めしそうに眺めてくるなんて、

きっとグルメに違いない!なんて思ってしまいますよね

 

私たち人間ほどには発達してはいませんが、

わんちゃんにもちゃんと味覚はあるのです^^

味覚を感じる細胞の事を「味蕾細胞」と言います。

わんちゃんにも人間同様にこれが備わっているのです。

 

人間が感じる事の出来る味覚は、「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つです。

一方、わんちゃんが感じる事の出来る味覚は、「甘味、塩味、酸味、苦味」の4つです。

わんちゃんの味覚は人間の味覚に比べると12倍も弱いと言われています。

そんなわんちゃんの感じる味覚を一つずつ詳しく見て行きましょう!!

 

甘味

 味蕾が多く、わんちゃんにとって最も敏感に感知できる味覚です!

 わんちゃんが感じる甘さの中には、砂糖のような甘さだけでなく、

 肉類に含まれるアミノ酸も甘味として感じ取る事ができます。

 焼き芋やクッキーなどの甘いお菓子の他に、

 肉類を好む傾向にあるのもこの為なのです!

 

酸味

 甘味ほどではありませんが、比較的強く感じる味覚で、

 食べ物の腐敗の程度を判定しています。

 酸味は食べ物が酸化したり、腐りかけているという

 サインである事が多く、わんちゃんは食べ物の安全性を

 酸味から判断しているのです。

 

塩味

 味覚を感じる面積が狭く、ほとんど感じていません

わんちゃんが野生の頃は、獲物の血や肉などから常に塩分が取れていました。

 その為、塩分が不足するという事はなく、舌が塩分濃度を

 感知する必要性に乏しかった事が理由と言われています。

 

苦味

 苦味はわんちゃんが最も苦手とする味です。

 しかし、その割にはあまり発達しておらず、

 塩味のようにほとんど感じません。 

 自然界で『苦い』と感じるものは有毒性がある事が多く、

 少しでも苦味を感じた時は吐き出す事が多いようです。 

 

なぜこのようにわんちゃんと人間の味覚には差があるのでしょうか?

 

人間の唾液にはもとも『消化酵素』が含まれています。

口の中に食べ物を入れた段階から消化が始まるのです。

また、しっかり噛まずに飲み込むと消化不良などを起こす事がある為、

十分に噛んでから飲み下す必要もあります。

そのため、必然的に食べ物を口の中で味わう時間が他の動物よりも長く、

結果として、味覚が発達したのではないかと言われています。

 

一方、わんちゃんの唾液には『消化酵素』は含まれていません。

口はあくまで食べ物を飲み込める大きさにして

胃へと流し込む為の器官に過ぎないのです。

よって、わんちゃんの場合、食べ物を味わうという必要性は乏しく、

人間のように味覚が発達しなかったのではないかと言われています。

 

どうでしょうか。

こうして見ると人間とわんちゃんでは大きな差があったのですね…。

犬の味覚について考え、愛犬の好きな食べ物はなんなのだろうかと

探ってあげるのも、また一つのコミュニケーションだと思います

愛犬との食欲の秋を是非満喫してください

 

※くれぐれも食べ過ぎ、食べさせすぎにはご注意を

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