犬の飼い方・しつけ方

超分離不安の犬

情報掲載日:2011年7月25日

毎日犬に関する様々な相談を受けますが、中にはトレーニングで改善出来ない事もあります。 その中の1つに、重度な分離不安があります。 今まで分離不安で解決出来なかったケースが2件ありました。 1件目はダックスフンド。 ひとりにするとずっと鳴き続けるという相談でドッグキャンプに参加しました。プーチに来て一週間程は確かに、クレートの中でよだれを垂らし、息を荒げ、落ち着きがない様子でした。しかしそれ以降はクレートにも慣れ、中で静かに寝て、とても穏やかに過ごせるようになりました。 しかし、自宅へ帰ってからまた分離不安による症状が復活しました。 犬との接し方や関係には充分注意をしていたにもかかわらずです。 もう1件のビーグルもほぼ同じでした。 プーチに来ている間は本当に良い子でまったく吠えず、元気いっぱい過ごしていた子たちが、家に帰ると豹変するのです。 その鳴き声は共通しています。鼻で甲高く鳴く声がいつまでもいつまでも続きます。 これは、一種の恐怖症なのではないかと感じました。 飼い主と離れる事で恐怖や不安が発生してしまう。 恐怖症が現れる状況の中に長時間おいて、恐怖に慣れさせる事により改善される場合もあります。 またはその原因を取り除く、上記の場合はドッグキャンプに来た時のように面倒をみる人変われば犬が恐怖症を発症させることはないでしょう。 また、飼い主とのつながりを強く意識する犬は、飼い主がいる時といないときではまったく違う態度を見せる事がよくあります。飼い主不在時だけでなく、飼い主がいる時だけ他人を咬んだり、何かに対して吠えたり。 飼い主が側にいることによる、単なる自信過剰の場合が多いのですが、それだけではなさそうな。。パニックに近い症状をみせることがあるのです。 これらは飼い主の態度を完全に変えたとしても変化が見られないのです。 飼い主がいるからと意識して行動しているというよりも、条件反射的に『そうしてしまう』という感じです。 幼い頃に植えつけられた意識は容易に変えられないという事を実感させられました。 仔犬の頃の接し方をもっと気を付けていれば避けられた症状なのかもしれません。 しかし生まれつきそうなりやすい資質を持ち合わせていたのではないかとも思えます。 獣医さんから精神安定剤を処方してもらう手もありますが、問題をごまかしているだけで解決はしていません。 今後も重度な分離不安に対するよりよい解決策を模索していかなければなりません。 しかしなによりも、仔犬の頃分離不安の兆候がみられたら悪化しないよう注意する事が大切です。 過度に相手にしすぎたり、自由にさせすぎたりしないようにしましょう。 一度、分離不安になると本当に大変ですから… devote my life to dogs☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

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