犬の飼い方・しつけ方

選択する自由その一 動物園の動物が早死にする原因

情報掲載日:2011年11月8日

タイミング良く激しい雨が止み、ぬれずに散歩から帰ってくる事が出来ました。 おはようございます。ぷーち関です。 きょうのテーマは選択する自由の重要性に関して考察したいと思います。 みなさん誰しもが動物園に足を運んだ経験があると思います。 私も子供の頃に上野動物園に遠足に行きました。 動物園に行った経験のある子供にアンケートをすると、7割の子供が動物園の動物は可愛いそうという感想を持つそうです。 私の子供時代の記憶は遠くあまり思い出す事ができませんが、感性の鋭い子供が不自然な環境にある動物を見て可哀想と思うのも無理はありません。 なぜ、動物園の動物はいつも不幸せな表情をしているのでしょうか? 現代の動物園はコンクリートだけの殺風景な風景ではなく、草地や岩、木や池など自然環境に近づけています。そして飼育員はしっかりと栄養管理、衛生管理を行っています。 人間の世界でいうところの、3食昼寝付き(しかも高級食材!)、プール付き、清潔なベッド、そしてさわやかなスタッフがいる高級リゾート地の様な環境です。 一見そう悪くないような話。 では、その高級リゾート地を一生利用しても良いが、一歩も外に出てはいけない・・・としたらあなたはどうしますか? ・・・選択する自由がない環境。 最新の動物園に収容されている動物でも、常にストレスにさらされています。 近くのライオンの匂いを毎日嗅がされ、「いつ自分が襲われるのか?」・・・ドキドキしても逃げることが出来ず、 熊や鳥などは食料を蓄えたり、渡りもできず、 これまで毎日、魔法のように現れていたご飯が明日も現れるかも分からず、 自分で食料を調達する能力もない・・・・ 何も自分で選択することが出来ない・・・・ 動物園での生活はいくら環境を自然っぽく飾ってみても、動物に深く刻まれた生存本能からは程遠い現状です。 この環境のストレスのお陰で動物園の動物は・・・ 常に同じところをぐるぐる回り爆発寸前になるか、(運動しているわけではありません) 無気力に頭を垂れ下げて全く動かないか、(寝ているわけではありません) 永遠に毛繕いを繰り返すか、(清潔好きというわけではありません) ・・・脱走を試みて撃ち殺されるか 客観的に見て動物園の動物は野生より生活条件が良いにも関わらず、寿命を縮めることが多いのが現実。 例えば野生のアフリカゾウの寿命は平均56歳、動物園で産まれたゾウの寿命は17歳です。 また出生数の減少や、高い乳児死亡率(熊では65%以上!)・・・ どんなに動物園が物質的な快適さを提供し、自然の環境をできるだけ忠実に再現しようとも、動物が野生で経験するような刺激や自由な選択を与えることはできません。 生きていくうえで、選択の自由というのはとても大切な要素の一つなんですね。 さて、動物園の話ばかりになりましたがあしたはイヌの話に進みます。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。